自動車免許について
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他の都道府県ナンバーの車も車検は可能か

車検を受ける際に必要となっている書類がいくつかあります。主に「車検証」や「自賠責保険」、「納税証明証」、「任意保険証券」と印鑑や必要な場合にはロックナットを持って行きます。その中で重視されるのが納税証明証で、これは都道府県ごとに発行されるようになっています。だから当然気になるのは、車のナンバーが登録されている都道府県の中でしか、車の検査はできないのではないかということです。出張などで車ごと別の土地に来ている時などは、他所の県にある業者では必要な手続きができないのではないか。

そんな風に不安になる方もいるでしょう。実際にこの点はなんら問題などなく、他所の県の都道府県ナンバーを付けた車でも、しっかりと車検を受けることが可能です。ただし、手元に納税証明証がない場合には、他の都道府県から取り寄せる必要が出てきてしまいます。その場合には郵送されてくるまで時間がかかることになるため、その間に有効期限が切れてしまうなどの危険は生じます。期限間近になって手続きをする際にこのような事態になってしまうと、書類が整わずに期限内に処置ができなくなることも考えられます。でも、そのようにして期限が切れてしまった場合でも車を使えなくなるわけではなく、自治体から仮ナンバーを発行してもらって車に貼るとか、積載車を出してきて業者まで車を運ぶなどの方法を取るようにすれば、有効期限が切れてしまった場合でも問題なく手続きを行うことは可能です。